2009年12月12日土曜日

About the JFC problem

こんばんは。

後で振り返った時に楽しめるよう記事はできるだけ多く残しておきたいなと思ってます。
今回は僕が研修を行うTNが取り扱う問題について紹介したいと思います。



Japanese Filipino Children
この言葉を知っている方はいますか??

普通名詞的に捉えれば日比のハーフの子かなぁとも思いますが、ここでは少々意味合いが異なります。
Japanese Filipino Children(JFC) とは日本人男性と、エンターティナーとして来日したフィリピン人女性との間に生まれるも、父親の養育放棄や失踪を原因に経済的・精神的に厳しい境遇に置かれている子供たちのことを指します。

僕が行く予定のTNはそうした子供たちに対し、父親の特定及び養育費の請求、国籍の取得の支援など法的手段によるサポートを行っているNGOです。
僕も一日本人男性ですから無視できる問題ではありません。

ね、りこしゅん。君もだよ


ここでエピソードを一つ。
僕は今TNの東京事務所に週一回お手伝いに行っているのですが、その初日僕は一人のJFCの女の子と出会いました。

彼女は見るからに明るく、「タクロー、彼女いんの?え、いないのww??ハハハハハー」
みたいなノリで話していたのですが、よくよく事情を聞いてみると彼女は幼いころ両親から養育放棄を受け、その後は親族の家にいったものの家政婦のように扱われ、やむなく身寄りのない状態のまま来日して現在は見ず知らずのフィリピン人の家に居候をして暮らしているということでした。

彼女は日本に永住したいと言ってくれているのですが、問題は現在日本国籍を取得していないため、学校にも行けないということです。学校に行ければ日本語も習えるし、可能性は大きく広がるはずですよね。(国籍と学校との法的関係はよくわかりません。勉強不足っす)

でも聞けばうまくいくとあと少しで国籍取得が可能になるとのこと。是非それまで、そしてそれからも頑張って欲しいです。
僕は影ながらの応援と書類ファイルの作成を通して2ミリ位貢献できたらいいなwww


僕は個人的には、研修生にとって国や問題の現状に他の人よりも明るくなり、その事実を伝えるのは最低限の還元作業だと思っています。それを通じて研修生も自身得るものがありますし。
なのでこれからも時々フィリピンネタをお届けするつもりです。
自分も書いていると熱くなるので、たくろうクサいよとか思うかもしれないですが、まぁそこはご愛嬌www


明日は地元でサッカーの公式戦です。前回は8人の相手(笑)に対し1ゴールを決めるも後半のはじめに両足がつってしまいました。
まぁでもその後もたいして運動をしていないことを考えると、明日も目標はとりあえずケガをしない、ということになりそうです。

5 件のコメント:

  1. りこしゅんだ


    まさか名指しで言われるとは!!!!!w






    まぁ確かにいくら僕がまだ研修中(意味わかるよね?w)だからって、むやみにその満たされない感じwを後先考えないで処理するような行為はよくないということだねw


    でもこれはホントはwとか言っちゃいけないりあるな問題なのかな?



    とりあえずたくろーまじプレパがんばりすぎでうらやましいっす


    まじ僕ももっとやれることいっぱいあった気がする気がする



    でも、忘れちゃいけないのは、研修は何が起きるかわからないってこと


    なんでだかよくわからんが、とりあえず予想外のことがよくおこるw


    ということで、準備はそりゃぁばっちりやっていくのは当たり前なんですが、現地ではその状況状況にあわせて柔軟な対応をする心の準備は絶対わすれずに!

    なんといくか、プレパはそうなったときに、自分のやれることの選択肢が増える って考えたほうがいいのかな?



    ぬぁーーでもたくろーの研修まじたのしみやーーーー

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  2. あ、ブログのライバル宮原が更新しておるw
    しかもプレパの充実度が半端ない!
    しかもその仕事・・・法学部としてめちゃ興味あるんですが!
    それって日本の法律で支援してるんやんな?
    フィリピンの法律と比べたりしたら面白そうー

    たくろの研修、めっちゃ楽しみにしてる!

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  3. 人と打ち解けて、その人が今までどんな人生を歩んできたかを知るのは勉強になるよね。

    大学行ってなんもしないでただ時間を過ごしてる人がいて、勉強したくても学校いけない人がいる状況は一体なんなんだろう


    2ミリのいろんな人の貢献が積み重なって大きくなるんだからたくろは自分ができることをやれてていいと思う!
    がんばれー!!

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  4. あ、どもちゃくです。

    …ちゃんと持ってけよ☆


    てか世界が100人の村だったら、って本を読んでいるのですが、
    大学に行けるのはその100人のうち1人だけらしいですよ。

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  5. >りこしゅん

    もちろん研修は自分の理想通りにはいかないだろうなと思ってるよ。

    まぁ月並みな考えだけどそういった時に自分に何ができて、何ができなかったのかを明確にすることも大切なのかなと今は思ってるとこです。
    ブログで弱音吐いた時はプルリン仲間、日記仲間として慰めてねwww


    >ほこ

    実際プレパはまだまだで、他にももっとやれることは山ほどあると思ってるよ。
    なんかたまりとかで気軽にEP同士で情報共有、意見交換出来たらいいよね。

    ちなみに支援は全て日本の法律です。まぁ上3法の総論すら満足に理解してないおれには何も出来ませんがorz

    >いとしゅん
    おれも本当にそう思う。親に行けと言われたから大学に当たり前のように行き、そこでただ漫然と生きるなんて彼らからしたら逆に可哀そうな人達かもしれない。

    日本の学生は時々で良いから立ち止まって自分がいかに幸せかを考えるべきだよ。これはその分社会に還元しろとかいう口はばったいことではなく、少なくとも後で振り返った時に自分で誇れる大学生活を送るべきということね。(まぁおれもだけど)
    まさにいとしゅんが言っていた日本の学生の意識の変革の必要性はこういうところからも導き出せるのかもしれないと勝手に思うオレwww


    >ちゃく

    「世界がもし百人の村だったら」おれも随分昔に読んだよ!
    あれ作者不定らしいけど発想は天才だよね。

    「家の中に小銭が転がってるのなんて100人中2人」みたいのなかったっけ?
    おれうちの中にたまに1円玉10円玉落ちてても放置とかしてたから凄い恥かしかったのを覚えてる。

    全然関係ないけどちゃくの友達の名言おれは結構好きです。

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